地盤安心マップ

「地盤カルテ」で危険度を確認 地盤ネットが無料サービス

 地盤調査・保証サービスの「地盤ネット」(東京都中央区、山本強社長)は3月6日、対象地盤の「改良工事率」「浸水リスク」「地震による揺れやすさ」「土砂災害危険リスク」「液状化リスク」を5段階で点数化し、危険度(安全度)をチャート化して示すサービス「地盤カルテ」の提供を開始した。同社ホームページ内(http://jibannet.co.jp/)の無料サービスで、対象地を入力すれば1分程度で診断結果をメールで案内する。「地盤がどのような状態なのか知りたい」というニーズに対し、一つの目安としての利用を促す。

 

 また同社では、液状化リスクを保証内容に加えた新商品「地盤安心住宅+(プラス)」を開発した。同社はこれまでも地盤調査に対する保証商品「地盤安心住宅」を取り扱ってきたが、液状化に関する内容は免責事項としてきた。このほど、液状化リスクが分析可能な機器の採用に踏み切ったことで、新たな商品の開発に至った。商品説明会の席上であいさつした山本社長は、「災害リスクや軟弱地盤対策の必要性などを確認した上で、土地購入の検討や建築プランを立てることが可能になる」と語った。(住宅新報webより)

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